前へ
次へ

食は人間の人生を大きく変えるもの

衣食住、何が一番大切かはひとそれぞれですが、特に食は人間の人生を大きく変えるものではないでしょうか。
よく聞くのが一人暮らしの独身男性の食生活の乱れです。
野菜は一切食べずに、外食やコンビニ弁当の毎日というのは珍しくありません。
その結果、まだ20代なのに健康診断で医者に「このままの生活を続けたら命が危ないよ。
」と言われる人もいるようです。
そんな人が結婚をしてお昼は奥さんの手作り弁当、夜は自宅で野菜をたっぷり使った料理に変わると、みるみるうちに健康を取り戻します。
10㎏近く体重が減って、健康診断の数値がずっと良くなるのですから、やはり食が及ぼす力はすごいものですよね。
若い時はまだ食の大切さに気づかない人がほとんどです。
食べたいものを食べ、毎日スナック菓子を食べることこそが幸せだと考えてしまいます。
しかし、結婚して家族ができると気持ちに変化が出てくるものです。
できるだけ長くかけがえのない家族と一緒にいるために、長生きしたいと願うようになります。
そう感じることで体に良いものを食べようと、食に対する意識が変わってくるのではないでしょうか。
食べ物で人の人生の長さは少しだけ変わるかもしれません。
そう考えると食というものは人間にとって一番影響力のあるものだと言えるでしょう。

Page Top